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携帯市場、写真整理アドバイザー常駐のデジタル終活サービス開始
中古携帯電話の買取・販売を手がける携帯市場(東京都千代田区)は、写真整理アドバイザーを常駐した従来型携帯電話(ガラケー)やスマートフォンのデータ取り出しサービスを始めた。ガラケー専門店「携帯市場神田本店」(同)でスタートし、今年中に5店舗に広げる。
同サービスは、写真整理協会が推奨する「写真整理アドバイザー」の資格をもち、デジタル終活の知識や機種に合わせた正しいデータ取り出し方法を提案できる専門スタッフが対応。ガラケーから最新スマホまでデータ取り出しサービスを1台3000円で提供する。同社はガラケー専門店の全国展開を進めており、写真整理アドバイザーを常時配置することで他社との差別化を図り、今年中に月間500件以上の取り扱いを目指す。
同社は昨年11月21日、日本橋三越本店(同中央区)で携帯電話の写真を整理するワークショップイベントを開催。データ取り出し方法を教えたところ、参加した60代女性は今利用しているスマホのほか、古い端末のデータも取り出したいと機種にあわせたデータ抜き取り方法を熱心に質問。ニーズが高いと判断、サービス提供に乗り出した。