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「小悪魔ageha」の出版社が破産決定 同誌関連本を主婦の友社が今月発売へ

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

「小悪魔ageha」の出版社が破産決定 同誌関連本を主婦の友社が今月発売へ

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 「小悪魔ageha」などを発行していた出版社「インフォレスト」(東京都千代田区)がこのほど東京地裁から破産開始決定を受けた。信用調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は約29億円。

 同社は平成14年設立で、小悪魔agehaのほか、男性誌「Samurai magazine」やパソコン関連雑誌も出版、さらにネット通販も展開し、一時は75億円規模の売上高があったが、販売が低迷。さらに取引先の「通販工房」が今年3月に破産決定を受けた影響もあって、資金繰りがひっ迫。4月に事業を停止していた。

 先月、東京地裁に破産申請し、今月9日に破産開始決定を受けた。

 子会社2社も同時に破産開始決定を付けた。2社の負債総額はあわせて約10億円。

 なお、休刊した「小悪魔ageha」については、根強いファンが多いことから、主婦の友社が同誌8年分の内容をまとめた「小悪魔agehaメモリアルBook」を永久保存版とうたい今月24日に本体価格907円で発売する。

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