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トヨタ新型「パッソ」燃費大幅向上 軽除くガソリン車で国内トップ

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トヨタ新型「パッソ」燃費大幅向上 軽除くガソリン車で国内トップ

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 トヨタ自動車は14日、一部改良した小型車「パッソ」を発売した。燃費性能を大幅に向上させた新開発エンジンを初搭載。1リットル当たりの走行距離は27.6キロと従来型より約30%伸び、三菱自動車「ミラージュ」(27.2キロ)を抜いて軽自動車を除くガソリン車では国内トップに立った。

 排気量1000ccのエンジンは熱効率を量産ガソリンエンジンで世界トップレベルまで高めた新型の第1弾となる。価格は109万8655~165万2400円、月間販売目標は5000台。生産はダイハツ工業に委託する。

 国内の小型車販売は絶好調の軽自動車に押され、2013年度は前年度比1.1%減と振るわないが、開発責任者の鈴木敏夫主査は「軽に比べ静粛性や室内幅のゆとり、余裕の走りで優位性がある。トヨタのコンパクトカーを代表する一台だ」と自信をみせた。

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