13年度携帯純増 ソフトバンク4年連続首位 発表は四半期ごとに
更新携帯電話大手3社が7日発表した2013年度の年間携帯電話契約数によると、新規契約から解約を引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが344万5500件(前期比2.4%減)で4年連続の首位だった。米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」が好調だったほか通信モジュールが他社を上回った。なお、電気通信事業者協会は同日、3社が3月を最後に毎月の純増数の発表をやめ、四半期ごとに変更すると正式発表した。
13年度の2位はKDDIで262万2600件(0.8%減)、3位はNTTドコモで156万9100件(11.2%増)だった。ドコモが13年9月にアイフォーンを発売し3社が横並びになったことで、端末販売台数が平準化。上位2社が前期より減少したのに対してドコモだけが2桁増となった。
番号持ち運び制度(MNP)利用による事業者の乗り換え状況でも、独り負け状態ながらドコモの転出数が改善。前期より17万5100件少ない123万4300件だった。