ダイソンの“羽根なし扇風機”進化 運転音&消費電力を大幅カット
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運転音75%、消費電力40%削減
“羽根のない扇風機”として、一世を風靡(ふうび)したダイソンのエアマルチプライアーが「Dyson Cool ファン」と名前を変えて、5月1日に発売される(本体カラーが異なるダイソンオンラインストア限定モデルは、すでに発売)。今回は発売前の製品を一足早く手に入れることができたので、さっそくその進化をチェックしてみた。
「Dyson Cool ファン」の一番の特徴は、音が小さくなったこと。高品質のスピーカーや、車の排気口などに採用されているノイズキャンセラー技術を採用。具体的には、土台部分に内蔵されているモーターの下部にヘルムホルツ式空洞と呼ばれるスペースを設けた。音波が空洞に入ると、音が穴の中でバウンスし、ノイズが大幅に中和されるという。
静かで効率的な気流
また、本体全体の設計を見直すことで、乱気流を大きく低減、これにより、静かで効率的な気流を形成できるようになった。これらの改良により運転音は最大75%、消費電力は最大40%削減しているという。