ソフトバンク首位 ドコモは3位転落 1月の携帯電話契約純増数
更新携帯電話各社が7日に発表した1月の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが24万9900件で首位に返り咲いた。12月に首位だったNTTドコモは14万200件で3位、18万9900件のKDDIは2位だった。
米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「アイフォーン5s」の在庫不足が解消され、各社ともアンドロイド搭載スマホの春モデルも出そろい、純増数は平準化している。しかし、他社からの転入者向けキャッシュバックなど顧客獲得競争は年末商戦後も激しい。番号持ち運び制度(MNP)利用者の転入出状況は、KDDIが4万6900件の転入超過で28カ月連続首位、ソフトバンクが3万6000件の転入超過だったのに対し、ドコモは8万1000件の転出超過と前月より3万件悪化。独り負け状態が続いている。