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シャープ、中国企業にIGZO大量供給 100億円規模の黒字確保へ

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シャープ、中国企業にIGZO大量供給 100億円規模の黒字確保へ

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 亀山第2工場はテレビ向けの大型パネル工場だったが、平成24年に「経営再建の要」となるIGZOの生産ラインを導入。生産の歩留まりを上げてコストダウンを図り、中国メーカーへの打診を進めてきた。

 シャープはほかに中国・ZTE(中興通訊)向けにもIGZOを受注しているが、小米の大量受注が加わったことで、今年度の亀山第2工場の中小型パネルの生産比率は40%に達する見込みだ。

 シャープの25年4~12月期連結決算は、前年度の人員削減などリストラ効果に加え、アップルの新型iPhone(アイフォーン)向けの液晶が堅調。業績予想の上方修正も検討している。

 IGZO シャープが「経営再建の要」とする新技術。酸化物半導体を、液晶パネルの画質を制御する部品に使用し、低消費電力や高画質を実現した。半導体エネルギー研究所(神奈川厚木市)と共同開発。平成24年から亀山第2工場で、世界初の量産化に成功している。

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