アサヒ飲料が７日に放映を始めた缶コーヒー「ワンダ　ゴールドブラック　金の無糖」のＣＭは、アイドルグループ「ＡＫＢ４８」の大島優子さんと渡辺麻友さん、島崎遥香さんがそれぞれメーンで出演する３編。漆黒の背景とムーディーなジャズ、黒いトレンチコートをスタイリッシュにまとった３人の表情が、どきっとするような“大人の上質感”を演出している。

　「缶コーヒーって、『金』とか『ゴールド』とか勝手に言えないんだって」

　きりっとしたカメラ目線で語りながら、まっすぐにこちらへ歩いてくる大島さん。巨大な「ワンダ」の缶に寄りかかって、こう続ける。「ってことは、すごい名前ってこと？」

　コーヒー専門資格者「Ｑグレーダー」の選定による高級豆をブレンドした「金の無糖」の上質さを、大島さんはストレートにアピールする。

　画面には「“金”を語ることを許されたブラック」の文字が現れ、最後に、寄り添う３人が「金のブラック」と一言告げて１５秒の一編が終わる。

　このほか「コーヒーの世界も大変だね」とつぶやく渡辺さんメーンの編、「缶コーヒーくらい、新しいの試さない？」と挑発する島崎さんメーンの編も、それぞれ好評だ。

　「ワンダ」シリーズの顔としても、すっかりおなじみになったＡＫＢ４８。ぐっとアダルトな雰囲気を打ち出した今回の撮影で、大島さんは「缶コーヒー」のイントネーションを試行錯誤するなど“女優魂”を見せていたという。