ドコモiPhone振り返る 5年越しの交渉…その効果は?
更新NTTドコモと米アップルが5年越しの交渉に合意し、ドコモは先行したソフトバンクモバイルやKDDI(au)とともに、アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売を2013年9月20日に始めた。
「ドコモショップ丸の内店」(東京・有楽町)では「ドコモのアイフォーン」を待ち続けたユーザーらが発売2日前からビルを取り囲むように行列をなし、その数は300人を超えた。
初代アイフォーンの登場以来、ドコモは日本での取り扱いを求めてきただけに、加藤薫社長の意気込みも大きい。発売日に丸の内店で開いたセレモニーに参加し、行列の最前列に並んでいた都内在住の男性(39)に「5s」のドコモ1号機を手渡して握手。「本当にこれから始まるという気持ち。興奮している」と語った。