SankeiBiz for mobile

案内ロボットや省エネ電車紹介 鉄道技術展開幕

ニュースカテゴリ:企業のメーカー

案内ロボットや省エネ電車紹介 鉄道技術展開幕

更新

鉄道技術展が6日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。日本信号のブースでは案内ロボットが人気だった  鉄道関連機材、システムなどの総合展「第3回鉄道技術展」(主催・フジサンケイビジネスアイ)が6日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。安全・安心、快適、環境・省エネなどをキーワードに、国内外328社・団体が出展。会期は8日までで2万人の来場を見込む。

 各メーカーは次世代路面電車やホームドアなど鉄道に関する最先端技術を紹介、来場者の関心を集めていた。近畿車輛はリチウムイオン電池搭載の省エネルギー型電車「HARMO(ハルモ)」を展示。ブレーキによるモーターへの負荷を電力に変換する回生ブレーキを採用、非電化用の気動車よりも20%燃費性能を高めた。

 日本信号が紹介しているのは駅利用客に乗り換えなどを案内するロボットの試作機。2020年東京五輪開催を控え、外国人観光客の増加が見込まれることから5年後の実用化を目指す。

 基調講演では、東京地下鉄の入江健二常務が「東京メトロの海外事業~安全・安心とともに~」をテーマに話した。

ランキング