東京五輪“コンドーム戦争” 薄くて強い自信作で勝負!国内メーカーの思惑
更新2020年東京五輪を受け、国内のコンドームメーカーが脚光を浴びている。五輪の選手村で大量に配布されるコンドームは開催国メーカーの製品が選ばれるケースが多く、相模ゴム工業(神奈川県厚木市)など大手メーカーが最先端の“日の丸”技術を駆使したコンドームの開発に精を出している。果たして、その恩恵はどれほどなのか-。
「絶好」のPRチャンス!
「日本製コンドームの性能の高さをアピールできる」
日米など約70カ国でコンドームを販売する相模ゴムの担当者は、東京五輪への意欲を見せる。
同社は現在、世界最薄の「0・022ミリ」の製品を販売しているが、今月17日には「0・01ミリ」という超極薄の新製品を発売すると発表した。世界で初めて0・02ミリの壁を突破したコンドームとして注目されている。
担当者は「薄いだけではなく、強度もバツグン。東京五輪の選手村で日の丸技術の素晴らしさを伝えられる」と自信を見せる。