国内

OISTとBNV、スタートアップ5億円投資へ ディープテック分野を支援

 沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県恩納村)は、ベンチャーキャピタル(VC)のビヨンドネクストベンチャーズ(BNV、東京都中央区)と共同で、最先端の科学技術を意味する「ディープテック」分野のスタートアップ企業を支援するプログラムを立ち上げた。

 「OIST-BNVイノベーションハブ(OBI-Hub)」の支援対象は、国内外の先端材料やナノテクノロジー、ロボット、人工知能(AI)などの創業前または創業初期段階のベンチャー企業。BNVはこれらの企業に向こう2年間で総額5億円を投資する。OISTはキャンパス内にある創業支援施設に、スタートアップ企業を誘致する。

 両者は支援を希望するスタートアップ企業の申し込みを6月1日から専用サイト(https://i2.oist.jp/ja/)で受け付ける。OISTのピーター・グルース理事長兼学長は「今後2年間で10~20社の新規企業を輩出させたい」と意気込む。BNVの伊藤毅社長も「世界中から集まるスタートアップを国際的に競争力のある企業に育てたい」としている。

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