国内

「麻生さん、ときどき良いこと言う」共産議員が持ち上げ 参院予算委

 「麻生さん、ときどき良いことをおっしゃる」。8日の参院予算委員会の集中審議で、共産党の大門実紀史氏が企業の生産性に関する麻生太郎副総理兼財務相の答弁を、こう持ち上げた。

 麻生氏は大門氏の企業の生産性についての質問に対し「(国会議員にも)経営を自分でやった人は本当に少ない。経営というのはそんなに簡単なことじゃない」と指摘。「生産性を上げようということで(過剰人員を)切るとか、そんな簡単なことではない」などと語った。

 また、大門氏は新型コロナウイルス禍の中、消費税減税などに取り組んでいる国の国旗を並べたパネルを示し、「ここに日の丸があったらもっと素晴らしい」と呼びかけたが、麻生氏は「共産党の方から『きれいな日の丸が見えない』と指摘されるのはありがたいことだ」と皮肉った。

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