広東省広州市政府がこのほど開いた「広州市水素エネルギー専門家委員会専門家招聘（しょうへい）式および水素エネルギー産業発展連合会発足式」で、同市発展改革委員会は「広州市水素エネルギー産業発展計画」に基づき、今後１０年間で１０００億元（約１兆５１５０億円）規模の新興産業を育成する考えを示した。同計画では、２０２２年までに水素エネ産業の各種企業を配置して産業チェーンを完成し、関連インフラ建設とモデル利用を推進して２００億元以上の生産額を、２５年には大規模利用の初期段階として６００億元以上の生産額をそれぞれ実現する。３０年には、水素の集中製造から貯蔵・輸送、取引、利用を一体化した産業システムを構築し、２０００億元の売上高を実現するとした。また、重要産業拠点としてイノベーション核心区と産業中枢各１カ所、研究開発・生産基地３カ所の建設に力を入れているとした。（中国新聞社）