米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が3日、世界全体で1800万人を超えた。1700万人となった7月30日から4日で100万人増となっており、過去最悪ペースが続いている。死者は約69万人となった。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日の記者会見で「現時点で特効薬はないし、今後もできないかもしれない」と述べ、引き続き感染拡大防止のための努力が必要だと訴えた。 感染者は、国別では米国が466万人を超えており世界最多。次いでブラジルが270万人超、インドも180万人を上回った。
WHOの8月2日付状況報告によると、世界全体の感染者の54%、死者の53%を米州地域事務局管内(南北米大陸)が占めている。前日から増加した感染者の59%、死者の68%も同管内からで、被害拡大が最も深刻な地域となっている。(共同)