ニュースレビュー

2.23~27 国内

 ■ソニー初の5Gスマホ発売

 ソニーは24日、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応した新型スマートフォンを今春以降、日本など世界各国で発売すると発表した。ソニー初の5G対応機種で、1秒間に20コマの高速連写ができるのが特長。新製品は最上位機種「エクスペリア1 II」。

 ■日産、1年ぶり新型車発売

 日産自動車は25日、軽ワゴン「ルークス」を全面改良し、3月19日に発売すると発表した。国内で約1年ぶりの新型車。開発を日産、製造は企業連合を組む三菱自動車が担う。日産は前会長カルロス・ゴーン被告が世界シェア拡大を優先させたことで、新車投入が遅れていた。

 ■政府、15日まで行事の自粛要請

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)拡大防止に向け、萩生田光一文部科学相は26日、文科省で記者会見し、スポーツ団体や文化団体に対し、3月15日までを目安にイベントや公演の中止を要請したと明らかにした。政府主催の東日本大震災追悼式も規模縮小で検討。

 ■女川原発2号機、正式合格

 原子力規制委員会は26日の定例会合で、東北電力が再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県)が原発の新規制基準を満たしているとする「審査書」を決定した。これで審査に正式合格した。東日本大震災の震源に最も近い原発で、地震・津波対策が焦点となった。

 ■レオパレス、村上系取締役提案否決

 賃貸アパート大手のレオパレス21は27日、都内で臨時株主総会を開いた。大株主で経営陣と対立する旧村上ファンド系の投資会社「レノ」が株主提案した取締役1人の選任議案は否決。主力の賃貸管理事業の売却を主張するレノによる直接の経営への関与をひとまず回避した。

 ■保険不正、郵便局員1400人超関与

 日本郵政は27日、かんぽ生命保険と日本郵便の保険不正販売をめぐる調査で、法令や社内規則に違反する契約に関わった郵便局員が19日時点で1447人に上ったと明らかにした。関与した局員数が判明したのは初めてで、不正が蔓延(まんえん)していた組織の実態を裏付けた。

 ■前田道路、NIPPO提携へ

 道路舗装大手の前田道路とNIPPOは27日、資本業務提携に向けた協議を始めたと発表した。少子高齢化による市場環境の悪化を見据え、拠点を共同利用することなどにより生産性の向上や資産効率の改善を図る目的がある。5%程度の株式を保有し合う方向で検討を進める。

 ■首相、全国小中高に臨時休校要請

 安倍晋三首相は27日の新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、3月2日から全国の小中学校、高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請すると表明した。学校などでの感染拡大を受け「何より子供たちの健康、安全を第一に考えた」と強調した。

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