国内

中華街も春節、衛生徹底 イベントに来客呼び掛け

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中、中国では25日に春節(旧正月)を迎えた。日本国内の中華街は、観光客に安心してイベントを楽しんでもらえるよう、殺菌やマスクの着用など衛生管理の徹底に取り組んでいる。

 200店舗を超える中国料理店などが集まる横浜中華街(横浜市)。店などでつくる横浜中華街発展会協同組合はホームページにアルコールによる殺菌洗浄や、手洗い、うがいといった感染症対策を徹底していることを強調した文章を掲載。多くの来客を呼び掛けた。

 25日午前0時の春節カウントダウンイベントでは爆竹の音が鳴り響き、大勢の客の前で獅子舞が披露された。横浜市戸塚区の会社員、竹内敏浩さん(55)は「今のところ肺炎については心配していない。これ以上感染が広がらないことを願う」と話した。

 神戸市の中華街・南京町でも、24日から3日間イベントを開催。観光客が太極拳の演武や民族舞踊を見守った。

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