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プラストローだけがなぜ悪役? 習慣・ブームで脱プラストローが遠のくタイ (1/3ページ)

 「脱プラ」の波、日本へも

 「スターバックスコーヒー」や「マクドナルド」という米系FC企業から始まった脱プラスチックストローの波は日本へも押し寄せ、その流れは脱プラスチックへとなり広がっている。

 この流れを受けて日本の飲食業界では、「大戸屋ごはん処」や「くら寿司」がプラスチック製のストローの提供を2019年から中止。くら寿司は、生分解性素材へ切り替えた。企業でも「ソニー」が2020年度までにペットボトルやレジ袋などの社内での提供を中止し、会議室等で使われるプラスチック製のストローやカップも撤去すると発表。富士通は、今年12月末までに全国の社内に設置されている約1500台の自動販売機からペットボトル飲料を撤去し、缶飲料へ切り替えることで年間700万本のペットボトルを削減することを明らかにしている。

 一方、その流れと逆行するかのように8月13日、原宿に「東京タピオカランド」がオープンするなどタピオカブームが続いている。

 タピオカブームは、アジア各国でも起こっており、タイでもテナント内のカフェだけではなく、露店などにもタピオカミルクティーなどが並び、露店なら20バーツ(約70円)くらいとコンビニエンスストアのミネラルウォーター2本ぶんくらいで手軽に飲むことができる。

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