公取、大手ITの実態を一斉調査 アマゾンやアップルなど、取引先も (2/2ページ)

 一方、今回の調査の対象となるアプリ販売では、アップルとグーグルの米巨大IT企業2社が寡占状態にある。取引しているアプリ開発者側から「販売手数料が高い」といった不満の声が上がっており、取引実態を調査する。

 公取委の調査結果は、大手IT企業の規制に向けて議論している政府の有識者会議に報告。その上で、政府が今夏に策定する成長戦略の実行計画に、規制の具体策などを盛り込む方針。