香港のビクトリア・ハーバーにある人気観光スポット「アベニュー・オブ・スターズ」が約3年の改修を終え、リニューアルした。
アベニューは香港映画スターらの銅像や手形が並ぶ通りで、2004年の完成以来、多くの観光客が訪れる場所となった。香港政府は同港の活力や香港映画を観光客により体感してもらおうと、15年から改修を行っていた。
リニューアル後、香港のアクションスター、李小龍(ブルース・リー)や歌手で女優、梅艶芳(アニタ・ムイ)などの銅像はアベニューの“魂”として再びお目見えした。
これまで地面にあった著名人の手形は港に面した木製の手すり上に移動。新たにQRコードやAR(拡張現実)技術などが盛り込まれ、双方向のデジタル機能を楽しめる。
また同所は、香港初となる波力発電の試験場所にもなった。海の波による発電が通りにある照明やテレビ、スピーカー、コンセントなどの電力源となる。観光客がくつろげるよう、直射日光をさえぎるシェードやベンチ、緑化面積を拡充。Wi-Fiも完備している。(中国新聞社)