中国社会科学院によると、巨大経済圏構想「一帯一路」の沿線国・地域を訪れた中国人旅行者数は2017年、延べ2741万人だった。13年から約77%増加し、過去5年間の年平均伸び率は15.34%に達した。中国は13年以降、同構想の沿線諸国と観光分野での連携を強化し、沿線諸国から中国への旅行者数は13年の903万人から17年には1064万人に増加。17年の沿線諸国の国際観光収入は総額3851億ドル(約41兆7910億円)で、このうち中国人旅行者による消費が30.82%を占めた。中国と沿線諸国の旅行者の往来は、20年には8500万人になると試算されている。(中国新聞社)