国民民主党の玉木雄一郎代表は6日、広島市で開かれた産業別労働組合の基幹労連の大会に出席し「来年の統一地方選と参院選で、一人でも多くの議員を当選させる。火の玉となって全力を挙げる」と述べ、党勢拡大に向けた決意を強調した。
同時に、現状の支持率低迷を踏まえ「困難の中にあるからこそ、力を合わせてチームワークで乗り切っていかなければならない」と党の結束を重視する考えを示した。
政策面では「現実的な産業政策、エネルギー政策を進めていけるのは私たちしかいない。日本の政治には国民民主が必要だ」と語り、綱領などで掲げる現実路線を堅持する意向を表明した。
側近の岸本周平衆院議員もあいさつし「国民民主の外交・安全保障、エネルギー政策は現実的だ」と主張。性的少数者(LGBT)に対する自民党議員の否定的な発言に触れ「個人の心に土足で踏み込んでくる自民とは全く違う」と語った。