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2018.8.3 05:52
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雨宮氏は「物価抑制要因の多くは次第に解消していく可能性が高い」との見解を示した。
だが、市場では「これだけの構造要因があるので、2%の物価目標の実現は困難なのが明らかだ」との見方もくすぶる。
日銀は物価上昇見通しを来年度1.5%、20年度は1.6%に下方修正した。物価上昇を抑制する構造要因が複合的に作用する状況で、大規模な緩和を粘り強く続けたとしても物価目標を達成できるかは見えておらず、苦しい金融政策運営が続きそうだ。(万福博之)
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