産経・FNN合同世論調査 安倍内閣支持率続落38% 麻生財務相は「辞任の必要ない」 (2/2ページ)

拉致被害者家族との面談で挨拶する安倍晋三首相=22日午後、東京都千代田区平河町の砂防会館別館(斎藤良雄撮影)
拉致被害者家族との面談で挨拶する安倍晋三首相=22日午後、東京都千代田区平河町の砂防会館別館(斎藤良雄撮影)【拡大】

 先の安倍首相とトランプ米大統領の首脳会談で確認した北朝鮮が核・ミサイル開発を完全放棄するまで最大限の圧力を継続する方針への「支持」は81・9%だった。6月初旬までに予定される米朝首脳会談が核・ミサイル開発の阻止につながると「思う」という人は前回調査から9・2ポイント増えて39・2%。「思わない」が52・1%(前回比9・7ポイント減)だった。

 また、米朝首脳会談で北朝鮮による日本人拉致問題が進展することに「期待する」との回答が56・7%に上り、「期待しない」の40・1%を上回った。

 合同世論調査では次期首相にふさわしい自民党議員を聞いた。その結果、安倍晋三首相は前回調査から9・1ポイント減の20・9%で3位に転落。石破茂元幹事長が25・7%と前回の28・6%から2・9ポイント減らしたもののトップとなった。2位は24・4%の小泉進次郎筆頭副幹事長だった。

 政党支持率は、自民党が36・0%(前回比0・6ポイント増)で、立憲民主党は13・8%(同0・2ポイント減)。その他の政党は、公明党3・3%▽共産党3・2%▽日本維新の会2・2%▽希望の党1・7%▽民進党1・2%-など。「支持する政党はない」とした無党派層は36・5%だった。