オバマ米大統領は24日夜放送のテレビのトークショーに出演し、大統領選の共和党候補トランプ氏をネタにしたジョークを連発。同氏の顔をテレビで見かけるたびに「笑ってしまう」と告白した。
オバマ氏は番組で「最悪の米大統領として地に落ちるだろう」と自身を批判したトランプ氏のツイートを読み上げ、「少なくとも私は大統領として記憶されるわけだ」と一言。民主党候補クリントン氏に支持率で差をつけられ、当選が困難視されるトランプ氏をあてこすった。
また、2011年の東日本大震災を含む緊急対応のため、夜中に起こされたことが数回あったと振り返り「午前3時に起きて、私を侮辱した人々をけなそうとツイートはしないね」と強調。ツイッターでの暴言が相次ぐトランプ氏を念頭に置いた発言に、会場からは歓声が沸いた。(共同)