民進党の野田佳彦幹事長は4日夜、平成28年度第2次補正予算案が衆院を通過したことを受け「建設国債で公共事業大盤振る舞いとか、先祖返りしたような内容で、とても賛成できない」と述べた。国会内で産経新聞の取材に答えた。
野田氏は安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」についても「金融政策が行き詰まった分、財政出動せざるを得ないというアベノミクスの行き詰まりが出たのではないか」と批判した。
12日の衆院予算委員会の集中審議や参院予算委での審議を見据え、「この間では十分尽くせていない議論があるので、徹底審議の場につなげていきたい」と述べた。