ジェトロがアフリカ企業とビジネス会議を開催 ケニアで連携模索

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は26日、ケニアの首都ナイロビで日本とアフリカの企業交流を深めるビジネス会議を開催した。日本の製品や技術を紹介し、アフリカ側との連携を模索するのが目的。

 松村祥史経済産業副大臣は冒頭のあいさつで「(日本企業から)世界最先端の技術のみならず、実践的なノウハウや丁寧なサービスなど、日本ならではの精細さと誠実さを感じられるはずだ」とアピールした。

 アフリカ開発銀行のアデシナ総裁は「日本は将来的に成長する市場を必要としている。それはアフリカだ」と強調。「援助だけでは十分でない。アフリカに必要なのは投資だ」と呼び掛けた。

 ナイロビでは27日からアフリカ開発会議(TICAD)が開かれる。26日のビジネス会議はTICADの関連イベントとして開かれた。(共同)