2016.8.12 05:00
東京の魅力や競争力を高める政策を都知事選で訴えた七海ひろこ氏=7月30日、東京都渋谷区【拡大】
--安倍政権は改憲論議も加速させるとみられますが
3日には北朝鮮がノドンを発射し、弾頭部分が秋田県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下しました。弾頭部分がEEZに落下するのは初めてのことです。周辺国の軍事的脅威が目前に迫るなか、9条改正や防衛体制の整備は喫緊の課題です。
また、「生前退位」を巡って、8日、天皇陛下がお気持ちを表明されましたが、ご意向を尊重し、皇室のあり方についての議論が進められるよう願います。なお、自民党は天皇を元首とする改憲案を示していますが、幸福実現党はかねて天皇に政治責任や戦争責任が及ばないよう、宗教的・文化的存在としての皇室の永続に努めるべきだと表明しています。
--間もなく終戦の日を迎えます
今日、私たちが享受している平和と繁栄が、先人たちの尊い犠牲の上に築かれていることを忘れてはなりません。一国の指導者が、戦禍に倒れた英霊に哀悼の誠を捧げることに対して非難を受けるいわれはありません。安倍首相には、堂々と靖国神社に参拝するとともに、天皇陛下の御親拝再開に向けた環境整備に努めるよう求めます。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。