中国でも珍しい“わいせつ度”の高い店 性風俗と融合?客の興味は料理にあらず (1/4ページ)

 中国・北京にある「SM」をテーマにした料理店が注目を集めている。約1年前から営業しており地元では若者らの人気店だが、ロイター通信が5月下旬、この料理店を紹介する記事を電子版などで配信したことから、その存在が国外にも知れ渡り、店の是非などが改めて話題になっている。店内にはSMを連想させる装飾を施したり、男性器や女性の胸の形をしたコップを使用するなど、“わいせつ度”の高い料理店だ。

 店内各所にSM装飾

 この料理店は、北京市朝陽区の飲食店が多数営業する地域にある。北京のシンボル、天安門から北東約3キロという便利な場所だ。

 ロイター通信の報道などによると、この料理店の正面入り口外側の壁には大きなロブスターの模型が飾られ、一見したところでは普通の料理店だ。屋号は「●(=壱のヒが一、下に机のつくり)儿」(日本の常用漢字にすると「殻児」)。宣伝用ポスターなどには店名のあとに「首都初のSMがテーマのレストラン」と明記している。

 SMがテーマとあって、店内に入ると、料理店には似つかわしくない過激な装飾が並ぶ。

胸を露出しSMプレー用の衣装を身に着けた…