各府省の政務官が参加する政務官勉強会(代表世話人・星野剛士経済産業政務官)は29日、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」をさらに前進させるための提言をとりまとめ、菅義偉(すがよしひで)官房長官に提出した。
提言では、外国人留学生の増加と日本への定着に向けた資格外活動許可制度の柔軟な運用や、公道での自動車の完全自動運転実現に向けた国家戦略特区での実証実験や制度の整備を進めることなど12項目について求めた。
提出に先立って首相官邸で行われた報告会で星野氏は「関係省庁が協力をして効果的・効率的に取り組む。安倍内閣の一員として、アベノミクスの推進に取り組んでいきたい」と述べた。菅氏は「提言をいかに早く実現するかが大事だ。政策実現のために頑張っていただきたい」と応じた。