上海市商務委員会の尚玉英主任は、このほど上海で開かれた「中国企業のアフリカ進出」シンポジウムで、第12次5カ年計画(2011~15年)期間中に上海とアフリカ諸国との貿易規模は400億ドル(約4兆2630億円)を超え、上海からアフリカへの直接投資は累計で19億ドルを上回ったと述べた。シンポジウムは中国公共外交協会などが開催した。尚主任は、アフリカは労働力が豊富で、現在、産業発展の重要な時期を迎えており、上海企業にとってチャンスに満ちた投資先だと強調した。中国に駐在するジブチの大使は、上海の企業はすでにジブチに投資しており、順調に発展していると語った。(中国新聞社)