【AI新時代】南シナ海を米軍無人艦隊が航行する時代が… (1/6ページ)

2016.6.3 01:00

AI軍事ロボット

AI軍事ロボット【拡大】

  • シーハンターの性能
  • 人工知能とロボット
  • 米国防総省の国防高等研究計画局が初めて開発した自律型ロボット艦「シーハンター」
  • 米西部オレゴン州ポートランドで行われた「シーハンター」の進水式
  • シーハンター
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 中国が軍事拠点化を進める南シナ海に、米国が無人ロボット艦で編成する小艦隊を航行させる-。近未来の出来事ではない。5年後にも現実となるかもしれない話だ。

 南シナ海のサンゴ礁を埋め立てた人工島に、滑走路や港湾施設を建設。さらに地対空ミサイルを配備する中国は今、ひそかに潜水艦の消音技術開発に取り組んでいる。海中に潜み、敵艦船の「領海侵入」を阻むためとみられる。

 これに対抗し、米国は海中に隠れた潜水艦を見つけ出し、攻撃できる無人ロボット艦「シーハンター」を開発。頭脳に搭載したのは人工知能(AI)だ。

 「シーハンターはわれわれが初めて建造する完全なロボットになる。5年以内に無人艦船の小艦隊も目にすることになるだろう。武器も搭載し得るか? もちろんだとも!」

 4月8日、米西部オレゴン州ポートランド市内を流れるウィラメット川の桟橋で行われた進水式で、ロバート・ワーク国防副長官はこう語り、無人艦隊を「南シナ海などどこにでも、派遣して運用する」という青写真を披瀝(ひれき)した。

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 全長約40メートル、排水量145トン、最大速度27ノット(約50キロ)。灰色の細い船体が特徴的なシーハンターは試作段階だが、搭乗員も遠隔操作もなしで航行する。

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