中国工業情報省が今年初めに実施した調査によると、中国のロボット企業は800社余りあった。しかしその多くは規模が小さく、年間の生産額が1億元(約16億6700万円)以下の企業が全体の90%を上回った。大手でも生産額は多くなく、国際的なロボット企業と比べると大きな差がある。同省の担当者は「中国のロボット産業は全体としてはまだ過剰にはなっていない。問題は、大量の企業が産業チェーンの下部に位置していることだ」と言及。ハイレベルのロボットの供給能力も非常に不足しているという。中国のハイエンドロボット市場では外国製が85%を占めている。(中国新聞社)