北京市は今年、エネルギー消費量を標準炭換算で7100万トン以下に抑える。そのうち石炭消費量は1100万トン以下にし、高品質エネルギーの消費割合を88%前後にする。これと同時に、ひどい汚染を生んだり、エネルギーを多く消費する企業300社を淘汰(とうた)する。
このことはこのほど開催された「2016年首都エネルギー・経済運行調節工作会議」で明らかになった。北京市の李士祥・常務副市長は席上、今年は第13次5カ年計画(16~20年)の初年だと述べた上で「北京は石炭の燃焼を削減し、天然ガスや電力の供給能力を高めなければならない」と語った。(中国新聞社)