政府が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向け、世界経済情勢について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の初会合を16日に開くことが7日、分かった。初会合には、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授を招く方針だ。
第2回会合は翌17日とし、デール・ジョルゲンソン米ハーバード大教授や、元日銀副総裁で日本経済研究センター理事長の岩田一政氏から見解を聞く。
会合の設置は安倍晋三首相が主導。首相や石原伸晃経済再生担当相ら関係閣僚、日銀の黒田東彦総裁が参加して計5回程度開き、サミットの討議に生かす。