韓国メディアは、11月19日に行われたプロ野球の国際大会「プレミア12」準決勝で、韓国代表が宿敵・日本代表に劇的な逆転勝利を演じ、初代王者に王手をかけたことを一斉に報じた。今大会の初戦で日本に完敗した雪辱を果たした格好で、「日本の鼻っ柱を完全にへし折った」(中央日報)などと伝えるほどの喜びぶりだった。また、日本に有利な日程を組んだとして、韓国メディアには大会運営に対する不満の論調も目立つが、一方で、またも完全に抑え込まれた日本のエース・大谷翔平投手(21)を評価する声も多く、韓国内にも大谷の投球は大きな衝撃を与えたようだ。
3点を追う九回に一挙4点を奪い、決勝進出を果たした韓国代表。劇的な勝利から一夜明け、韓国メディアも興奮気味に伝えた。
「歴代の韓日戦の中でも最も劇的な勝利」(朝鮮日報)や「決勝戦の先発投手まで決めていた日本の鼻っ柱を完全にへし折った」(中央日報)などと、劇的な勝利を詳細に報じている。