第9回アジア投資基金サミットが8日、福建省の厦門市で開かれた。この会議で、中国本土の企業が近年、積極的に海外で上場しており、香港が人気を博していることが明らかになった。北京財富嘉禾投資顧問の林栄剛最高経営責任者(CEO)によれば、2009~13年に香港で上場した中国本土の企業は267社で、この5年間に上場した中国企業の57.7%に達した。林CEOは「海外で上場する中国企業が利用するのは主に香港証券取引所とナスダック、ニューヨーク証券取引所」と指摘、中国本土と香港、米国を比較したうえで、多くの中国企業がますます香港での上場を望むようになっていると述べた。(中国新聞社)