平成26年度予算案が衆院通過 5年ぶりの年度内確定

2014.2.28 18:57

平成26年度予算案が与党の賛成多数で可決、自民党の理事と握手を交わす(右手前から)麻生太郎副総理・財務金融相、麻生太郎副総理・財務金融相、太田昭宏国交相=28日午後(酒巻俊介撮影)

平成26年度予算案が与党の賛成多数で可決、自民党の理事と握手を交わす(右手前から)麻生太郎副総理・財務金融相、麻生太郎副総理・財務金融相、太田昭宏国交相=28日午後(酒巻俊介撮影)【拡大】

  • 平成26年度予算案が可決。自民党の塩崎恭久理事(左手前)と握手を交わす安倍晋三首相(右)=28日午後、国会(酒巻俊介撮影)
  • 衆院予算委で、民主党は平成26年度予算案の採決が行われることに反発。審議拒否して退席する長妻昭氏、岡田克也氏ら(左手前から)=28日午前(酒巻俊介撮影)
  • 成26年度予算案の採決を前に、二階俊博委員長に詰め寄る民主党の長妻昭理事(右端)=28日午後、国会(酒巻俊介撮影)
  • 平成26年度予算案の採決を終えた後も委員長席に詰め寄る民主党の理事、委員を見る安倍晋三首相=28日午後、国会(酒巻俊介撮影)

 一般会計総額95兆8823億円の過去最大規模となる平成26年度予算案は28日夜の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決し、参院に送付した。予算案は憲法の衆院優越規定により年度内成立が確定した。当初予算案が2月中に衆院を通過したのは麻生太郎内閣当時の21年以来、5年ぶり。政府・与党は25年度補正予算と合わせて切れ目なく執行し、4月の消費税増税による景気の失速回避を目指す。

 民主党はこの日の本会議で、予算案の公共事業費を減額し、子育て支援を充実させる組み替え動議を提出。日本維新の会と結いの党も新規国債発行額を減らす修正案を共同提出したが、いずれも否決された。

 参院は3日の予算委員会で、安倍晋三首相と全閣僚が出席して予算案の基本的質疑を行い、実質審議に入る。与党は20日頃の参院可決、成立を目指す。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!