中国国家衛生・計画生育委員会が発表した「中国流動人口発展報告(2013年)」によると、中国では12年、全国の(本籍地を離れて都市などで生活する)流動人口は2億3600万人に上り、平均年齢は28歳で、1980年代以降に生まれた若い「80後」世代が大多数を占めた。中国国営新華社通信が伝えた。
同報告によると、「80後」世代が都市部に働きに出る目的は多様化している。例えば、単身での出稼ぎよりも家族を帯同する転入が多くなり、都市部での安定した生活を求める傾向が出てきた。同じ仕事を3年以上続けている人は6割を超えているという。(上海支局)