同庁長官は、日本からの投資額がトップを占めるとしながらも「先日、訪米した際、多数のメーカーや情報技術企業がフィリピンへの生産拠点設置に興味を示した」と指摘した。
欧州連合(EU)諸国もフィリピンへの投資に積極的で、同国経済特区には約290社が参入。デンマークの音響機器メーカーのソニオンは今月、2200万ドルを投じ、ルソン島北部バタンガス州のファーストフィリピン工業団地に生産拠点を設置した。
今年末に稼働予定で、14年までに投資額を3000万ドルにまで引き上げる方針を明らかにしている。(シンガポール支局)