緊急経済対策を盛り込む2012年度補正予算案で、わたしたちの暮らしはどう変わるか。Q&A方式でまとめた。
Q 経済対策は公共事業が中心だといわれるが、生活に身近なものは
A 対策は国民の命・暮らしを守る事業を盛り込んだのが特徴だ。昨年12月の山梨県・中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故で、高度成長期に建設された公共インフラの老朽化が浮き彫りになった。大規模災害に備えて、トンネルや橋などの点検と緊急補修を実施する。子供の命を守り、震災時の避難場所を確保するため、学校の耐震化も加速させる。
Q 住宅の耐震化は
A 住宅の耐震改修は数百万円かかることもあり、二の足を踏む人は多い。このため、耐震化工事した場合、かかった費用の23%分と30万円を補助する。