国内

大阪、飲食店の人数制限12月以降も 吉村知事が意向

 大阪府の吉村洋文知事は22日、新型コロナウイルス対策として今月末を期限に要請している飲食店での人数制限について、12月以降も継続して求める意向を示した。25日に開く予定の対策本部会議で正式に決定する。

 吉村氏は府庁で記者団に「12月、1月は気をつけないといけない。忘年会シーズンに入り、ワクチンの抗体価(血中の抗体量)が徐々に下がる時期でもある」と説明。「できるだけ感染を抑えながら社会経済を動かしていく。営業時間の短縮や酒の(提供)自粛はやらないようにして、大きな感染の波を抑えたい」と強調した。

 府は現在、感染防止対策の認証を受けた飲食店に対し、グループの人数制限はせず、同一テーブルの利用を4人以内とするよう要請。認証を受けていない店には同一グループの利用を4人以内とし、5人以上の入店案内を控えるよう求めている。