国内
ワクチン接種遅い自治体に「配送1クール飛ばす」 河野担当相
河野太郎ワクチン担当相は15日午前の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンに関し、接種のスピードが遅い自治体には1クール(2週間)分のワクチンの配送を一時的に見送ることも検討する考えを示した。「在庫を積み増しても仕方がない。今後、あまりに接種が遅いところは、1回クール(ワクチンの配送を)飛ばすこともあり得る」と語った。
河野氏は「VRS(ワクチン接種記録システム)を見ると、ほとんど打っていない自治体もある」と指摘。これまでは接種のスピードに関わらず箱単位(1箱1170回分)で配送していたが、「在庫がただただ積み上がっているだけでは意味がない」と述べ、配送の在り方を見直す考えを示した。
接種が行われていてもVRSへの入力が行われていないケースもあるとみられるため、「VRSへの入力漏れがないようにしっかり入力をお願いしたい」とも語った。