【19日の東京株】69円安 米政治情勢をにらんだ様子見ムード
19日の東京株式市場の日経平均株価は続落した。終値は前日比69円58銭安の2万3864円85銭で、1週間ぶりの低水準。米政治情勢をにらんだ様子見ムードの強い展開で、当面の利益を確定する売り注文が優勢だった。東証株価指数(TOPIX)は2.29ポイント安の1736.11。
18日の米ダウ工業株30種平均の下落を受け、朝方から低調だった。円相場の円安ドル高基調を好感する買いが入って平均株価が小幅な上げに転じる場面もあったが、節目の2万4000円には届かなかった。トランプ米大統領の弾劾訴追が決まったが、罷免となる公算は小さいとの観測が生じ、売りはあまり膨らまなかった。日銀は金融政策決定会合で金融緩和策を維持し、株価への影響は限られた。
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