児童虐待防止の法改正案、今国会成立目指す 与党幹部が確認

 
亡くなった栗原心愛さんの自宅前に手向けられた花束=4日午前、千葉県野田市

 自民党の二階俊博、公明党の斉藤鉄夫両幹事長らは6日午前、東京都内で会談し、児童虐待防止のため体罰禁止を明記した児童福祉法などの改正案について、今国会での成立を目指すことを確認した。

 会談に同席した自民党の森山裕国対委員長は記者団に「自公の政調会長間でも調整が進んでいるので、一日も早く国会に提出できるように政府にも要請したい」と述べた。

 また、二階氏は4月9日告示、同21日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区両補選について推薦などの協力を求め、斉藤氏は「前向きに検討し、できるだけ早い時期に結論を出したい」と返答した。