ケーブルカー導入 フィリピンのマニラ首都圏で計画
フィリピンのマニラ首都圏で交通渋滞の緩和策としてケーブルカーの導入計画が浮上している。現地経済紙ビジネス・ワールドによると、フィリピン運輸省はフランスから45万ユーロ(約5662万円)の助成金を得てケーブルカー・システムの事業化可能性調査に乗り出した。調査は2019年8月まで行われる予定。
トゥガデ運輸相は「フランスは世界で最も優れた都市ケーブルカー・システムが整備されている。それを見本に調査を行う」と発言。さらに、ケーブルカー・システムはマニラ首都圏だけでなく、ルソン島のバギオ高原などフィリピン全土の山岳、海浜などにも建設が考えられることも明らかにした。
トゥガデ運輸相は「このケーブルカー計画が進むと、ジープニー、バス、タクシー、電車の運賃との競合問題が出てくるが、これらと共存できる運賃設定が望ましい」と語った。
また、ケーブルカー・システムの計画にはフランスから助成金の提案があったという。(シンガポール支局)
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