マイナンバーとLINE連携 高市総務相「行政窓口を身近に」と期待
マイナンバーカードを使って行政手続きなどを行う個人向けサイト「マイナポータル」と、無料対話アプリのLINE(ライン)との連携について、高市早苗総務相は16日の閣議後会見で、「LINEは(メッセージアプリとして)日本で最も多い6800万人のユーザーが利用している。マイナポータルを行政窓口を身近にする第一歩にしたい」と期待を示した。
また、情報流出の懸念に関連して、「マイナンバーや氏名などの個人情報はLINE上でやり取りせず、LINE上には残らない」と強調した。
高市氏は、「7月頃には、マイナポータルを通じて全国の子育てサービスを検索できるようになる。秋頃には、保育所入所などの電子申請が、パソコンからだけではなく、スマホからも可能になる」と、利便性向上をアピールした。
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