15年度地方税収、過去最高40.4兆円

 

 総務省が12日発表した地方税の決算見込み(速報値)によると、2015年度の地方法人特別譲与税を含む地方税収は過去最高の40兆4075億円となった。消費税率8%への引き上げに伴う、地方消費税の伸びが大きく影響した。地方税収は前年度より1兆9698億円(5.1%)の増額。6年連続のプラスで、これまで最も多かった07年度の39兆5272億円を超えた。地方消費税率は14年4月に1%から1.7%へ引き上げられた。15年度はその効果が大きく、地方消費税が60.1%増の4兆9742億円となった。