長期金利 買い優勢 マイナス拡大

マーケット トレンド

 債券市場は、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りがマイナス幅を広げる可能性がある。前週は、英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利。リスク回避のムードが高まったため、安全資産とされる国債は24日に一気に買い進まれ、利回りが過去最低を更新した。今週も英国のEU離脱で世界の金融市場が混乱する可能性があり、国債は買いが優勢となりそうだ。日銀を含め、世界の政策当局の対応にも注目が集まる。