日米同盟に関しては「米軍と自衛隊による取り組みが安全をもたらし、われわれを強くし自由にする」と述べた。
また、トランプ氏は専用機内で記者団に対し、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定するかどうかについて「非常に近いうちに決断する」と述べた。今回のアジア5カ国歴訪中に発表し、北朝鮮の核放棄に向けた米国の決意を改めて鮮明に打ち出す可能性がある。
6日の首脳会談は東京・元赤坂の迎賓館で行う。北朝鮮情勢では、引き続き国連安全保障理事会の制裁決議の厳格履行に向けて取り組むことを確認する。中国による東・南シナ海進出など地域情勢についても協議する。両首脳はその後、北朝鮮による拉致被害者家族らと面会する。同日午前は天皇、皇后両陛下がトランプ氏と会見される。